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オンラインによる第20回年次大会開催のご案内(7月11日修正版)

(7月11日修正版)
 猛暑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、いまだ参集しての会合が難しい状況にある中、オンラインの環境が整っていない方には大変申し訳ないのですが、4月の開催を延期いたしました年次大会を、Zoomを用いたオンラインにて開催することといたしました。下記プログラムと参加方法をご確認くださいまして、何かご不明な点等ございましたら、事務局までメールにてご連絡ください。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2020年7月18日(土)13:00~17:20
会場:Zoomによるオンラインでの開催です(ウェビナー方式、明治大学内では行いません)
参加費:無料(懇親会は開催いたしません)

【報告会プログラム】        *報告30分、質疑20分
12:50~ 入室可能

13:00~13:10 会長挨拶

13:10~13:50 理事会兼会員総会
 ①第18期(2019年度)事業報告・会計報告(仮)
 ②第18期(2019年度)監査報告(仮)
 ③第19期(2020年度)事業計画・会計計画(仮)
 ④役員退任について
 ⑤コンソーシアム年報について
 ⑥コンソーシアム賞について
 ⑦レディング・ワークショップのご案内
 ⑧その他

13:50~14:00 休憩

14:00~14:30 コンソーシアム賞授与式・受賞者コメント

14:30~15:20 徐玉琴氏(明治大学)         コメンテーター:伊藤忠治氏
テーマ:「コロナ治療薬の開発から見た製薬会社のR&D活動と社会的責任」
概要:新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、様々なプレーヤーが治療薬の研究開発に乗り出しているが、グローバルの大手製薬企業は治療薬の開発が遅れている。本報告では社会的責任という視点から製薬会社のR&D活動を検討する。

15:20~15:30 休憩

15:30~16:20 林幸治氏(大阪商業大学)       コメンテーター:坂本恒夫氏
テーマ:「『新中小企業論』の概要と執筆者の募集」
概要:中小企業の概念を、その役割から再度見直そうという動きがでてきている。中小企業が直面する様々な課題について、コミュニティーやローカルな視点をベースに新たな切り口で論じる必要性について述べ、出版に向けた概要について報告する。

16:20~16:30 休憩

16:30~17:20 大坂良宏氏(石巻専修大学)
テーマ:「事業者支援の企画について(お願い)」
概要:中小企業の多くが存亡の危機に立たされています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、日本経済・地域経済を支えてきた中小企業は未曾有の厳しい状況にあります。現在は小売り・飲食・宿泊業ですが、今後は周辺業種に拡大し、長期的な不況が見込まれます。回復には多くの時間を費やすことを覚悟しなければなりません。そのとき我々の身近にある企業は事業を継続できているでしょうか。
 まずは会員の皆さんにお知恵を出していただき、日本中小企業ベンチャービジネスコンソーシアムとして、何ができるか、活動を展開していきたいと思います。
 「われわれは繋がっている!」です。小さな運動ではありますが、その積み重ねから打開策が見いだせればコンソーシアムの設立趣旨に叶うものと思われます。

【申込・参加方法】
①今回のご参加は、正規会員の皆様に限定させて頂きます。
②ID、パスワードは、既に正規会員の皆様にメールにてお伝えしております。メールが届いていない場合、お手数おかけし大変恐縮ですが、事務局までメールにてご連絡頂きたく存じます。
③当日までに、Zoomのインストールをお願いいたします。当日は、ニックネーム等ではなく、お名前を表示してご参加くだされば幸いです。何かトラブルがあった場合でも、当日はご対応できかねます点、ご容赦ください。

第20回年次大会 延期のお知らせ

会員の皆様には既に郵送にてお伝えいたしました通り、第20回年次大会を4月25日(土)に実施する予定で準備を進めておりました。
しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大していることに加え、今般、東京都に「緊急事態宣言」が出されたことに伴い、予定しておりました年次大会は「延期(開催しない)」と決定いたしましたので、ご連絡いたします。

既にはがきでご出席のご連絡を頂きました会員の皆様、参加を検討してくださった会員の皆様には、このような決定となり大変申し訳ありません。
新型コロナウイルスの影響が落ち着く頃、改めて開催時期を検討いたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

第48回定例部会開催のお知らせ

開催日時: 2019年12月7日(土) 13時00分開始(12時30分受付開始)
会  場: 明治大学リバティタワー23階 サロン燦
いつもの会場とは異なりますので、ご注意ください。

【報告会プログラム】
12:30~ 受付開始(リバティタワー23階 サロン燦入口)

13:00~14:00 坂本恒夫氏(福島学院大学)
「本年度のコンソーシアム賞に、この人を推薦します」
概要:福島部会において素晴らしい報告が行われ、感動のあまり、参加者一同、涙しました。その概要を報告します(生キャラメル付き)。

14:00~15:00 西本山海氏(大分大学大学院 経済学研究科 博士後期課程)
「Likertが提唱する人的資源会計と「討議資料 財務会計の概念フレームワーク」との整合性についての一考察」
概要:「討議資料 財務会計の概念フレームワーク(概念フレームワーク)」 は,企業会計(特に財務会計)の基礎にある前提や概念を体系化したものである。概念フレームワークは、将来の基準開発に指針を与える役割も有する。本報告では、概念フレームワークが提供する財務会計の概念を検討し、Likert(1967)が提唱する人的資源会計が、その概念に沿うものであるか探ることを目的とする。

15:00~16:00 森谷智子氏(嘉悦大学)
「オルタナティブ投資と証券化商品~日本の金融機関を巻き込む米国CLO~」
概要:2019年に入ると、メガバンクや農林中央金庫などがオルタナティブ投資の対象として、証券化商品、特に米国におけるCLO(CollateralizedLoan Obligation,ローン担保証券)への投資を積極的に行っていることが報道された。このCLOは、低格付け企業の貸付債権を裏付け資産として組成したものである。そのため、日本の金融機関の財務状況に影響を与えることになった。そこで、このようなCLOの行方はどうなるのかについて検討する。

16:00~17:00 正田繁氏(明治大学)
「グローバリゼーションと英語の罠」
概要:グローバリゼーションが進展する中で英語の重要性が強調されて久しい。しかし、英語教育や入試など、さまざまな問題点が指摘されている。こうした状況を鑑み、日本の英語教育のありかたについてビジネスの視点から考察する。

17:00~18:00 坂田淳一氏(桜美林大学)
「中小製造業における事業承継に係る支援課題の研究(中間報告)」
概要:事業環境の激変、経営者の高齢化が進む中、円滑な事業承継支援が重要な課題となっている。本研究においては、都内中小製造業1500社に書面調査を行い200社強から回答を得た結果及び、数社へのヒアリング結果を報告する。

18:30~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー23階 サロン燦)

参加費 部会参加費1,000円 懇親会費 3,000円

第47回定例部会開催のお知らせ

第47回定例部会は、「消費増税を考える」を統一テーマとして実施いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時: 2019年10月26日(土) 12時30分開始(12時00分受付開始)
会  場: 明治大学12号館9階2091教室(12:30~15:10)
      リバティタワー10階1105教室(15:20~17:00)
*会場が通常と異なり、時間によって変わりますのでご注意ください。

【報告会プログラム】
12:00~ 受付開始

12:30~13:15 鳥居陽介氏(明治大学)
「カナダ、トロント・ナイアガラ部会報告」
概要:本年8月28日から9月4日、カナダ、トロント・ナイアガラ部会を開催いたしました。訪問先にてお伺いした、カナダにおけるAIやスタートアップ支援の状況等を中心に、本研修の成果について報告いたします。

統一テーマ「消費増税を考える」
13:15~14:00 伊藤真治氏(税理士法人スガイ会計)
「いよいよ始まった!改正消費税法のポイントと注意点」
概要:2019年10月1日から改正消費税法が施行されました。10月以降経理担当者が注意する点を再確認し、また消費税率の引き上げに伴い、中小企業への影響とその対応策についても検討していきたいと思います。

14:00~15:00 北野修一郎氏(北野公認会計士事務所)
「消費税増税に伴う激変緩和措置と「キャッシュレス決済」」
概要:令和元年10月からの消費税増税に伴う激変緩和措置として、キャッシュレス・消費者還元 事業が導入された。本事業は、キャッシュレス決済を還元の要件とし、取引の非現金化を促す役割もある。政府は、2025年迄にキャッシュレス決済比率を40%とする目標を掲げたが、立ち遅れる日本のキャッシュレス決済の現状と今後の課題について解説する。

15:00~15:20 移動・休憩

15:20~16:00 鵜崎清貴氏(大分大学)
「消費増税と大分経済」
概要:消費増税は地方の経済および中小企業の経営に多大な影響を与えている。きめ細かい消費増税対策が配慮されない限り、地方経済・地方企業にとっては甚大な影響が出てくることが想定される。その問題点を指摘すると同時に、取り組むべき課題について言及する。

16:00~16:40 大坂良宏氏(石巻専修大学)
「財政を考える ~税制の課題と中小企業の対応~(仮題)」
概要:どのような税制・財政運営を選択するかは民主主義の根幹にかかわる問題です。金利が上昇してからの議論ではその時点の国民が大きな負担を被ることになります。租税の機能や仕組み、負担原則を考慮しながら、今回の消費税増税問題と今後のあり方を考えてみたいと思います。

16:40~17:00 総括
鯨井基司氏(鯨井会計事務所)

17:30~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)

参加費 部会参加費1,000円 懇親会費 3,000円

第46回定例部会開催のお知らせ

第46回定例部会は、「働き方改革はどのように実践されているか」を統一テーマとして実施いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時: 2019年7月20日(土) 10時00分開始(9時30分受付開始)
会  場: 明治大学リバティタワー14階1145教室

【報告会プログラム】
9:30~ 受付開始
10:00~10:45 朱 燁丹氏(桜美林大学大学院 博士後期課程)
「中国ベイエリア地域における産業集積の実証研究 ―杭州湾ベイエリアを中心に―」
概要:日本のベイエリア特に東京湾ベイエリアはもうすでに数十年をかけて大きく発展して、世界一流のベイエリアとされている。日本の東京湾ベイエリア産業クラスターは成熟期に入ったのである。中国のベイエリア産業クラスターは現在発展し始め、インフラ整備や国内外の交通システムの建設、サービス貿易自由化、各産業集積エリアの基本建設などまだ整っていないのは問題である。
本研究は中国のベイエリア経済を具体的に分析し、日本の成功した経験を参照して、中国ベイエリア経済発展の新たの道を見つける。その結果を通じ、中国のベイエリア産業クラスター発展の困難と問題点を探る。そこから、中国現在のベイエリア産業クラスターに対する政策を検討し、今後中国ベイエリア地域の発展貢献する戦略と提言を試み、杭州湾ベイエリアは粤港澳ベイエリアのように国家戦略として取り上げられる可能性があるかどうか、また数年後、数十年後の中国ベイエリア産業クラスターの発展に寄与できるような研究としたい。

10:45~11:30 蔡 怡氏(桜美林大学大学院 博士後期課程)
「中国における商業銀行の人的資源管理に関する一考察 ―業績評価システムと賃金制度を中心に―」
概要:本報告では中国商業銀行の人的資源管理における業績評価システムと賃金制度の発展から、人的資源管理の特徴を探ることとする。中国の商業銀行の評価システムの歴史的発展過程は「定量的評価段階」、「総合評価段階」、「パフォーマンス管理段階」に分けられている。中国の商業銀行の賃金制度は1993年以前の第一段階、1993年~2003年の第二段階、と2003年以降の第三段階という3つの段階を経ていた。

11:30~13:00 理事会(明治大学研究棟4階 第2会議室)

統一テーマ「働き方改革はどのように実践されているか」
13:00~13:45 坂本恒夫氏(明治大学)
「公益財団法人 大原記念労働科学研究所の所長に就任して―安全と衛生に配慮した労務管理―」
概要:働き方改革によって大企業の従業員は8時間労働、残業時間(月45時間、1日当たり2時間)、サービス残業なしとなった。しかし、そのしわ寄せが中小企業に付け回された。この改革をどう評価すればよいのであろうか。

13:45~14:30 岡本淑子氏(人事コンサル鯨井 代表社員)
「茨城県中小企業の人材不足への対応」
概要:茨城県の中小企業の人材不足について、少子高齢化、若者の県外流出という現象の中で、なぜ人が採れないのか、なぜ人がすぐに辞めてしまうのか。これらのことについてどのような対応をすべきなのかについて、そのポイントを解説・提言する。

14:30~14:45 休憩

14:45~18:00 「中小企業の働き方改革関連法 対応事例と今後の課題」
①倉田哲郎氏(倉田国際労務管理事務所 特定社会保険労務士)
「働き方改革総論と同一労働同一賃金について」
概要:いまなぜ働き方を変えるのか。働き方改革の議論の発端から現在に至る流れを検証し、制度改正の概要、中小企業、外資系企業での対応の実状について報告する。あわせて各論のひとつとして、同一労働同一賃金の論点とその対応についても論究する。

②菅原由紀氏(菅原由紀社会保険労務士事務所 社会保険労務士)
「年次有給休暇の年5日取得義務の実務対応事例他」
概要:中小企業が、年次有給休暇の年5日取得義務化対応の取り組みを通して、「労働日」「休日」「休暇」の定義と位置づけを再確認するなど人事労務管理を見直し、法の義務を果たすためだけではなく、従業員満足度を向上させて離職率を低下させ、優秀な人材の確保につながることをも目指した実務対応事例を紹介。

③奥田エリカ氏(社会保険労務士法人HRビジネスマネジメント 社会保険労務士)
「外資系企業による取組み-時間外労働の上限規制他」
概要: 外資系企業において、実際に取り組みが行われた事例
 ①時間外労働の上限規制の理解と対応方法(2社程度)
  海外人事における理解の難しさとシステム上での対処方法
 ②管理職を含めた労働時間管理への対応
  出退勤時間を管理するということの意味合いへの説明、面接指導等の対応
 ③勤務インターバル制度
  勤務間インターバルを採用した例と問題

④野中政宏氏(社会保険労務士事務所人事・労務リサーチ&コンサルティング 社会保険労務士)
「経営のために長時間労働是正に取り組みませんか」
概要:近年、「働き方改革」というキーワードが世間を賑わしていますが、企業を取り巻く環境が変化していることを踏まえると、今後の経営課題として長時間労働の是正に腰を据えて取り組まなければならないと考えております。今回は、長時間労働の是正は経営のためにやるべきことという観点から「長時間労働の経営に与える影響」「なぜ長時間労働になるのか」「残業を減らすにはどうすればよいのか」についてお話をしたいと思います。

18:00~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)

参加費 部会参加費1,000円 懇親会費 3,000円

第19回年次大会開催のお知らせ

会員の皆様にはすでにお知らせしております通り、第19回年次大会を下記の通り実施いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時  2019年4月20日(土)
会場  明治大学リバティタワー8階 1085教室
参加費 大会参加費1,000円、懇親会費3,000円

【第19回年次大会および会員総会プログラム】
12:30         受付開始
13:00~13:45
報告者:趙彤基氏(明治大学経営学部助手)
タイトル:「ベンチャービジネスとイノベーション」
概要:近年,ベンチャービジネスによるイノベーションの創造は高まっている。本報告は,イノベーションの歴史を振り返りながら,日本と新興国におけるベンチャービジネスの特徴を比較して,本日のベンチャービジネスのあり方について検討する。

13:45~14:30
報告者:青木里恵氏(コンサルタント/元株式会社日立製作所)
タイトル:「ベンチャー企業とクラウドファンディング」
概要:近年、フィンテックによる金融サービスの変化が、個人やベンチャー企業のビジネス創出機会を増やしている。本報告では、クラウドファンディングを中心に資金調達の多様化が、ベンチャー企業を取り巻くビジネス環境にどのような影響を与えているかを報告する。

14:30~14:45 休憩

14:45~15:45     会員総会
 議長   坂本恒夫会長(明治大学)
 会計報告 佐藤渉会計担当副会長(佐藤渉税理士事務所)
 コンソーシアム賞選考委員会報告 正田繁コンソーシアム賞担当副会長(明治大学)

15:45~16:00 休憩
 日本中小企業・ベンチャー ビジネスコンソーシアム カナダ・トロント・ナイアガラ部会(2019年9月予定)のお知らせ

16:00~17:00
コンソーシアム賞受賞者による受賞記念講演
受賞者:木村信綱氏(福島学院大学)

17:00~18:00
報告者:佐々木章氏(株式会社あきた食彩プロデュース)
「あきた食彩プロデュースはどこへ行く?
 ~秋田の農業を元気に!~
  6次産業化による地域活性化の落とし穴から学んだこと」
概要:2012年華々しく誕生したあきた食彩プロデュースであったが、「プロデュース会社?」「商社?」「ベンチャー企業?」「物販会社?」等と揺れ動く中で、模索した方向性とその実現可能性とは

18:00~    懇親会(会場:リバティタワー23階サロン燦)

第45回定例部会開催のお知らせ

今回は、「新ベンチャービジネスの台頭と課題」を統一テーマとした部会を開催いたします。年末のお忙しい時期かと存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時: 2018年12月22日(土) 10時開始(9時30分受付開始)
会  場: 明治大学リバティタワー11階1114教室

【報告会プログラム】
9:30~ 受付開始
10:00~10:30 坂本恒夫氏(明治大学名誉教授)
「新ベンチャービジネスとは何か」
概要:クラウドファンディングによる資金調達、共感のビジネスコンセプト、大企業との対等関係など、新しいベンチャービジネスのカタチが見えてきました。これらについて、その背景と内容を具体的に説明します。

10:30~11:30 大島礼頌氏(株式会社インフラトップ 代表取締役社長)
「創業、3億円の資金調達、会社の売却を経験してみて知った経営のリアル」
概要:2014年に教育事業を展開するインフラトップを創業して展開をしてきました。会社を運営していく中での人、金、もの(サービス)における悩みや課題を解決していく中で得た知識や、3億円近い資金調達や大手ITサービス業者であるDMMへの売却という荒波を乗り越えてきた話をお伝えできればと思います。

理事会(明治大学研究棟4階 第1会議室)

13:00~13:45 中村宙正氏(埼玉女子短期大学商学科兼任講師)
「新ベンチャービジネスとキャピタルマーケット」
概要:IPOアノマリーという法則は、形式基準のあるキャピタルマーケットにおいて確認されてきたが、AIによるパターン認識の及ばない裁量的な新規株式公開市場の整備によって、新ベンチャービジネスは資本を創造できる。

13:45~14:30 杉浦慶一氏(株式会社日本バイアウト研究所)
「ベンチャー企業のM&Aによるエグジット」
概要:従来、日本のベンチャー・ビジネスのエグジット方法としては、株式上場が主流であったが、近年は、ベンチャー企業がM&Aにより大手企業の傘下に入るケースも出てきている。本報告では、M&Aによるエグジットの特徴について明らかにする。また、ベンチャー・キャピタル・ファンドが出資するケースのエグジット方法についても考察する。

14:30~15:15 グエンヴィンタイン氏(桜美林大学国際学研究科博士後期課程)
「ベトナム政府のスタートアップ企業支援政策と「起業国家」の夢」
概要:近年、ベトナムにおけるよく耳にするようになった「スタートアップ」という言葉があり、実際ではスタートアップ企業と起業が同じような意味で使われているように感じる。本報告ではベトナムのスタートアップ(起業)とは何なのか、その点について深く理解して頂けると同時に、起業ブームが起きている要因を明らかにしたいと思う。

15:15~15:45 休憩

15:45~16:30 鈴木勝博氏(桜美林大学)
「起業家教育の最近の動向」
概要:2014年以降の 「EDGE」、「EDGE-Next」両プロジェクト(文科省)の例を挙げるまでもなく、近年、起業家教育はその重要性を増している。本講演では、起業家教育の在り方について内外の文献をサーベイし、様々な手法とその有効性について論ずる。

16:30~17:15 坂田淳一氏(桜美林大学)
「ベンチャー企業経営における意思決定」
概要:様々な属性のステークフォルダーと多様なバックグランドを持つ社員に挟まれ、経営者は常に単純でない意思決定を孤独な中で強いられる。決定内容は少なからず会社の近未来を左右し、失敗が許される余地は少ない。事例企業経営者へのインタビュー調査をもとに、経営者が迫られる意思決定について分析した結果を報告する。

17:15~18:00 境睦氏(桜美林大学教授)
「フィンテックとベンチャービジネス」
概要:近年のICT技術の加速度的な発展に伴い、フィンテック関連の企業が提供するサービスは多様化し、その性質も変容しつつある。本報告ではフィンテック関連のベンチャー企業の現状と方向性について検討する。

18:30~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)
参加費 部会参加費1,000円 懇親会費 3,000円

第44回定例部会開催のお知らせ

第44回定例部会のお知らせ

開催日時: 2018年9月29日(土) 13時開始(12時30分受付開始)
会  場: 明治大学リバティタワー12階 1124教室

【報告会プログラム】
統一テーマ「成長著しい中国企業に学ぶ」

12:30~ 受付開始
13:00~13:50 趙彤基氏(明治大学助手)
「コモディティ化時代における企業戦略―HUAWEIの事例から―」
概要:新興国企業の参入に伴い、市場競争が激しくなり、製品やサービスは急速にコモディティ化してしまう。これまで、コモディティ化による競争力の低下は先進国企業が直面したものとして考えてきた。しかし、近年、新興国企業も同じ問題に対応しなければならない。本報告はスマートフォンメーカーとしてのHUAWEIの事例を取り上げて、コモディティ化時代における企業戦略を検討する。

13:50~14:40 徐玉琴氏(明治大学助教)
「eコマースビジネスの成長要因―アリババのケース―」
概要:近年、世界市場において中国企業が存在感を示すようになってきており、特にIT関連企業の成長が著しい。本報告では、eコマースビジネスに焦点を当て、eコマースビジネスの成長要因を分析したうえ、アリババの成長戦略と課題を検討する。

14:40~15:00 休憩

15:00~15:50 林青蓉氏(城西大学)
「台湾町工場のケースで、中国での国際経営戦略を読み解く」
概要:鴻海精密工業は台湾の町工場で1974年に設立し、2004年には世界最大のEMS企業にまで成長した。米国経済誌「フォーチュン」の「グローバル500社」2017年ランキングでは27位である。その経営哲学と中国での経営戦略を読み解く。

15:50~16:40 小玉潤氏(社会保険労務士法人 J&Cマネジメントパートナー)
「中国企業の現状と未来 ―武漢市を題材に―」
概要:中国の中部地域、湖北省の省都である武漢市の2017年におけるGDP成長率は、全国平均の6.9%を超え8.0%を記録した。北京、上海、広州の中間地点にあり、長江も流れている交通の要所である武漢市の概況、主要産業、インフラ整備を中心に、実務者の視点から報告する。

16:40~17:30 正田繁氏(明治大学兼任講師)
「中国企業の見果てぬ夢 ―世界の工場から世界の頭脳へ―」
概要:米中貿易摩擦が現実となり、経済成長が低迷するなかで2025年には高齢化社会を迎える中国。その厳しい経済環境の中で、生き残りをかけた中国企業が目指す「ビジョナリー・カンパニー」の真相に迫る。

18:30~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)

参加費 部会参加費1,000円 懇親会費 3,000円

第44回定例部会開催日時のお知らせ

第44回定例部会を2018年9月29日(土)に実施いたします。
統一テーマを「成長著しい中国企業に学ぶ」とし、中国企業に日本の中小企業が学ぶべき点について、それぞれご講演頂く予定です。
詳細なプログラムは決定次第、改めてご案内いたします。

第43回定例部会開催のお知らせ

第43回定例部会のお知らせ

開催日時: 2018年7月7日(土) 10時30分開始(10時受付開始)
会  場: 明治大学研究棟4階 第1会議室

【報告会プログラム】
10:00~ 受付開始
10:30~11:25 坂本恒夫氏(明治大学名誉教授) 司会:徐玉琴氏(明治大学助教)
                     コメンテーター:伊藤忠治氏(宮城学院女子大学)
「瓦解する地方銀行経営-スルガ銀行の不正融資問題から紐解く―」
概要:スルガ銀行の不正融資問題が連日報道されています。これは、スルガ銀行の問題だけではなく、日本全国の地域金融機関の問題でもあります。低迷する銀行業績の問題点を指摘しながら、今後の地方金融機関のあり方についてご報告させて頂きます。

11:30~12:25 グエン ヴィン タイン氏(桜美林大学大学院) コメンテーター:鳥居陽介氏(明治大学)
「ベトナム国有企業のインサイダーコントロール型コーポレート・ガバナンスモデルについての研究」
概要:本報告では、ベトナム国有企業の不祥事発生や非効率性を明らかにするため、インサイダーコントロール型のコーポレート・ガバナンスモデルについて検討する。

12:30~14:00 昼食休憩 *近隣のレストランをご利用ください。
         理事会(研究棟4階 第3会議室)

統一テーマ「大学の地域貢献」(コメント:坂本恒夫氏)
14:00~15:00 上野雄史氏(静岡県立大学)
「「しずおか学」によるSDGs促進のための教育プログラム
      ~Think globally, Act Locallyな人材育成のために~」
概要:本報告ではSDGs(持続可能な開発計画)の推進のための教育プログラムに関する話をします。静岡市は、第三次総合計画の中でまちづくりの目標を「世界に輝く静岡」と設定し、SDGsに取り組むことを表明しました。なぜ地球の問題を考え、静岡で行動していくべきなのか(think globally, act locally)。明確な問題意識を持ち、具体的な行動を行う人材を育成することが求められています。静岡県立大学では、「歴史から読み解くしずおか学」「グローバル人材育成講義」を全学共通科目として開講しました。その教育プログラムの狙いや詳細、SDGs対応プログラムにしていくための課題についてお話したいと思います。

15:00~16:00 木村信綱氏(福島学院大学)
「福島学院大学の地域貢献」
概要:いくつかのイベントを通じて福島地域の企業と連携活動を進めています。例えば、ラーメン作りについて喜多方の業者、そして福島の麺類販売業者などと連携しながら、福島学院大学発の食品事業活動を展開しています。これらについて、他の事例も踏まえながらその特徴と課題について明らかにしたいと思います。

16:00~16:30 休憩
       *福島部会、オーストラリア部会(予定)のご案内

16:30~17:30 坂田淳一氏(桜美林大学)
「桜美林大学の地域連携と貢献について」
概要:桜美林大学はこれまで多摩地域・相模地域の境界に立地する特性を活かし、両地域に根ざした独特の地域活動を永年継続してきた。今回の発表ではまずはそれらの活動について報告する。また今般、ビジネスマネジメント学群・経営学研究科が新宿百人町に移転するにあたり、新たな地での新たな特色ある活動を計画している。桜美林大学にとって、地域連携は大学ブランドを構築する大切な手法であり、特色を表現する需要な手立てでもある。今回の報告では新宿の地における新たな取り組み案についても報告する。

18:00~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)

参加費
 部会参加費:1,000円 懇親会費:3,000円