オンラインによる第49回定例部会のご案内

 初秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。新型コロナウイルスの収束が見えない中、引き続き参集しての開催が難しい状況にございます。そこで、先日Zoomを用いたオンラインにて開催いたしました年次大会と同様、第49回部会もオンラインにて開催したく存じます。下記プログラムと参加方法をご確認くださいまして、何かご不明な点等ございましたら、事務局までメールにてご連絡ください。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2020年9月26日(土) 14:50~18:00(14時40分から入室可能)
会場:Zoomによるオンラインでの開催です(ウェビナー方式、明治大学内では行いません)
参加費:無料(懇親会は開催いたしません)

【報告会プログラム】    *報告40分、質疑10分
14:40~  入室可能

14:50~15:00  会長挨拶

15:00~15:50  坂本恒夫氏(明治大学、桜美林大学、福島学院大学)
テーマ:「企業経営はコロナ禍にどう立ち向かうのか」
概要:7年以上続いた安倍政権もコロナ感染症大流行の前にあえなく倒れました。 企業経営も大変です。「建物から環境へ(隈研吾)」「東京から淡路島へ(パソナ)」「グローバルからマイクロツーリズムへ(星のや)」など新たなビジネス戦略が提案されています。中小企業・ベンチャーは、どう立ち向かえばいいのでしょうか。

15:50~16:00  休憩

16:00~16:50  中西正行氏(肥銀キャピタル株式会社 事業支援チーム グループ長)
「地方都市における小規模チェーン店の経営戦略
           ―熊本県人吉市イスミ商事の事例―」
概要:地方都市は人口減少・高齢化に直面している。また、地方都市の郡部となるとなおさらである。熊本県人吉市もこの例外でない。イスミ商事はこの人吉市においてスーパーマーケットチェーン4店舗を経営している。イスミ商事は地元大手スーパーチェーンのサンロード社(売上高70億円)上場ディスカウントストアのコスモスなどと競合関係にある。しかし、イスミ商事は卓越された経営戦略で業績をⅤ字回復させている。これを肥銀キャピタルが資金・経営面(ハンズオン)で支援を行っている。こういった状況下で豪雨災害が人吉・球磨地域を襲う。イスミ商事も本社店舗も甚大な被害を受ける。今回、地方都市における小規模チェーン店の経営戦略、今後の復興計画など議論したい。

16:50~17:00  休憩

17:00~17:50  境 睦氏(桜美林大学)
テーマ:「VUCA時代の哲学とビジネス」
概要:欧米を中心に「哲学コンサルティング」の導入が急速に広がっている。本講演では哲学的思考をもとに世界的に大きな影響を与えている起業家ピーター・ティール氏を取り上げて、哲学的思考の重要性について考察する。

17:50  閉会

*19:00から、「レディングワークショップ」が開催されます(こちらは別途ご連絡いたします)。

【申込・参加方法】
①今回のご参加は、正規会員の皆様に限定させて頂きます。
②ID、パスコードは、既に正規会員の皆様にメールにてお伝えしております。メールが届いていない場合、お手数おかけし大変恐縮ですが、事務局までメールにてご連絡頂きたく存じます。
③当日までに、Zoomのインストールをお願いいたします。当日は、ニックネーム等ではなく、お名前を表示してご参加くだされば幸いです。何かトラブルがあった場合でも、当日はご対応できかねます点、ご容赦ください。