2015年度の大会・部会

●第15回年次大会

日時:2015年4月18日(土曜日)
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー12階1126教室
[各部会の研究活動報告]
大阪本部
<報告者>林幸治氏(大阪商業大学)
<テーマ>「関西のビジネスを関東へ発信」
<概要>関西の企業経営者や実務家を招いてご講演いただき、関東とは違った経営環境から生まれる関西のビジネスを研究しています。会員の皆様に示唆を提供できるよう、関西のビジネスを関東に向けて発信するというコンセプトで活動しています。

NPO部会
<報告者>丹野安子氏(特定非営利活動法人ビジネスネットワーク・ジャパン) 菅井徹郎氏
<テーマ>国際比較から見た日本のNPO」
<概要>今なぜNPOが求められているのか、日本に求められるNPOの姿はどういうものかを、米・英等諸外国の NPOと比較して探ります。

学術会議
<報告者>境 睦氏(桜美林大学)
<テーマ>「中小企業の国際化戦略」
<概要>近年、日本企業の国際化の性質が極めて多様化しており、中小企業の海外進出が複雑化している。日本の中小企業の国際化の事例を整理しながら、最適な国際化戦略について明らかにしていきたい。

 

議長   坂本恒夫会長(明治大学)
会計報告 佐藤渉会計担当副会長(佐藤渉税理士事務所)

・コンソーシアム賞選考委員会報告
正田繁コンソーシアム賞担当副会長

・愛媛・松山部会開催のご案内(2015年11月7~8日または7~9日)
木本康聖氏(木本経営コンサルタント事務所)

 

統一テーマ「日本企業の復活―これからどうする?」
第1報告
<報告者>小野展克氏(嘉悦大学)
<タイトル>「JALの失敗から学ぶ」
<概要>会社更生法と公的支援で再生したJALの業績はV字回復を遂げた。ただ過剰な政府支援は航空業界の競争環境を歪めた。一方、日本発着の国際線旅客のシェアは外資系に着実に奪われている。政府の企業支援のあり方、国際競争力の強化について考察したい。

第2報告
<報告者>原田節雄氏(桜美林大学)
<タイトル>「ソニーの失敗から学ぶ」
<概要>カネがなくてヒトとモノだけが存在する社会とモノがなくてヒトとカネだけが存在する社会、その違いを経営と経済の原理原則から語る。事業と組織の二つの側面から、ソニー凋落の原因を紐解く。

第3報告
<報告者>山本武氏(株式会社京都銀行)
<タイトル>「中小企業の事業承継とM&A」
<概要>近年、後継者不在を理由に廃業する中小企業が増加する中、M&Aは有効な解決手段の一つです。地方銀行がM&Aの支援を通じ、いかに地域の持続的発展に貢献出来るか、具体的事例をふまえ、お話させて頂きます。

第4報告
<報告者>福島徹氏(株式会社福島屋 代表取締役会長)  福島美恵子氏(講座+ディレクター)
<タイトル>「食から観た環境、現代社会、幸せ観」
<概要>食に係わるシゴトを長年させていただいた中で、食の人に対する今どきの位置づけを申し上げます。そして、その係わりは環境や経済的な矛盾点を作り、社会的にも大転換期を迎えている現代社会に対しての危機感とその対策を地域の小さなコミュニティづくりで改善貢献する考えを実現している内容等をお話いたします。また、お弁当に係わる考え方やその美味しさを解説します。さらに、方針、企画づくりからその店の位置づけや役割、それを支える講座に着いてもコメントいたします。

第5報告
<報告者>鯨井基司氏(鯨井会計)
<タイトル>「小規模企業減少の中での会計事務所―ベトナム進出の背景」
<概要>小規模企業の廃業が加速し、会計事務所の関与件数が減少傾向にある。さらに、人口減少は都市の二極化をもたらし地方の事業所の廃止が進んでいる。このような状況において、当事務所の今後の環境変化対応策を考えたい。

シンポジウム 座長:境 睦氏(桜美林大学)