第44回定例部会開催のお知らせ

第44回定例部会のお知らせ

開催日時: 2018年9月29日(土) 13時開始(12時30分受付開始)
会  場: 明治大学リバティタワー12階 1124教室

【報告会プログラム】
統一テーマ「成長著しい中国企業に学ぶ」

12:30~ 受付開始
13:00~13:50 趙彤基氏(明治大学助手)
「コモディティ化時代における企業戦略―HUAWEIの事例から―」
概要:新興国企業の参入に伴い、市場競争が激しくなり、製品やサービスは急速にコモディティ化してしまう。これまで、コモディティ化による競争力の低下は先進国企業が直面したものとして考えてきた。しかし、近年、新興国企業も同じ問題に対応しなければならない。本報告はスマートフォンメーカーとしてのHUAWEIの事例を取り上げて、コモディティ化時代における企業戦略を検討する。

13:50~14:40 徐玉琴氏(明治大学助教)
「eコマースビジネスの成長要因―アリババのケース―」
概要:近年、世界市場において中国企業が存在感を示すようになってきており、特にIT関連企業の成長が著しい。本報告では、eコマースビジネスに焦点を当て、eコマースビジネスの成長要因を分析したうえ、アリババの成長戦略と課題を検討する。

14:40~15:00 休憩

15:00~15:50 林青蓉氏(城西大学)
「台湾町工場のケースで、中国での国際経営戦略を読み解く」
概要:鴻海精密工業は台湾の町工場で1974年に設立し、2004年には世界最大のEMS企業にまで成長した。米国経済誌「フォーチュン」の「グローバル500社」2017年ランキングでは27位である。その経営哲学と中国での経営戦略を読み解く。

15:50~16:40 小玉潤氏(社会保険労務士法人 J&Cマネジメントパートナー)
「中国企業の現状と未来 ―武漢市を題材に―」
概要:中国の中部地域、湖北省の省都である武漢市の2017年におけるGDP成長率は、全国平均の6.9%を超え8.0%を記録した。北京、上海、広州の中間地点にあり、長江も流れている交通の要所である武漢市の概況、主要産業、インフラ整備を中心に、実務者の視点から報告する。

16:40~17:30 正田繁氏(明治大学兼任講師)
「中国企業の見果てぬ夢 ―世界の工場から世界の頭脳へ―」
概要:米中貿易摩擦が現実となり、経済成長が低迷するなかで2025年には高齢化社会を迎える中国。その厳しい経済環境の中で、生き残りをかけた中国企業が目指す「ビジョナリー・カンパニー」の真相に迫る。

18:30~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)

参加費 部会参加費1,000円 懇親会費 3,000円