第43回定例部会のお知らせ
開催日時: 2018年7月7日(土) 10時30分開始(10時受付開始)
会 場: 明治大学研究棟4階 第1会議室
【報告会プログラム】
10:00~ 受付開始
10:30~11:25 坂本恒夫氏(明治大学名誉教授) 司会:徐玉琴氏(明治大学助教)
コメンテーター:伊藤忠治氏(宮城学院女子大学)
「瓦解する地方銀行経営-スルガ銀行の不正融資問題から紐解く―」
概要:スルガ銀行の不正融資問題が連日報道されています。これは、スルガ銀行の問題だけではなく、日本全国の地域金融機関の問題でもあります。低迷する銀行業績の問題点を指摘しながら、今後の地方金融機関のあり方についてご報告させて頂きます。
11:30~12:25 グエン ヴィン タイン氏(桜美林大学大学院) コメンテーター:鳥居陽介氏(明治大学)
「ベトナム国有企業のインサイダーコントロール型コーポレート・ガバナンスモデルについての研究」
概要:本報告では、ベトナム国有企業の不祥事発生や非効率性を明らかにするため、インサイダーコントロール型のコーポレート・ガバナンスモデルについて検討する。
12:30~14:00 昼食休憩 *近隣のレストランをご利用ください。
理事会(研究棟4階 第3会議室)
統一テーマ「大学の地域貢献」(コメント:坂本恒夫氏)
14:00~15:00 上野雄史氏(静岡県立大学)
「「しずおか学」によるSDGs促進のための教育プログラム
~Think globally, Act Locallyな人材育成のために~」
概要:本報告ではSDGs(持続可能な開発計画)の推進のための教育プログラムに関する話をします。静岡市は、第三次総合計画の中でまちづくりの目標を「世界に輝く静岡」と設定し、SDGsに取り組むことを表明しました。なぜ地球の問題を考え、静岡で行動していくべきなのか(think globally, act locally)。明確な問題意識を持ち、具体的な行動を行う人材を育成することが求められています。静岡県立大学では、「歴史から読み解くしずおか学」「グローバル人材育成講義」を全学共通科目として開講しました。その教育プログラムの狙いや詳細、SDGs対応プログラムにしていくための課題についてお話したいと思います。
15:00~16:00 木村信綱氏(福島学院大学)
「福島学院大学の地域貢献」
概要:いくつかのイベントを通じて福島地域の企業と連携活動を進めています。例えば、ラーメン作りについて喜多方の業者、そして福島の麺類販売業者などと連携しながら、福島学院大学発の食品事業活動を展開しています。これらについて、他の事例も踏まえながらその特徴と課題について明らかにしたいと思います。
16:00~16:30 休憩
*福島部会、オーストラリア部会(予定)のご案内
16:30~17:30 坂田淳一氏(桜美林大学)
「桜美林大学の地域連携と貢献について」
概要:桜美林大学はこれまで多摩地域・相模地域の境界に立地する特性を活かし、両地域に根ざした独特の地域活動を永年継続してきた。今回の発表ではまずはそれらの活動について報告する。また今般、ビジネスマネジメント学群・経営学研究科が新宿百人町に移転するにあたり、新たな地での新たな特色ある活動を計画している。桜美林大学にとって、地域連携は大学ブランドを構築する大切な手法であり、特色を表現する需要な手立てでもある。今回の報告では新宿の地における新たな取り組み案についても報告する。
18:00~ 懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)
参加費
部会参加費:1,000円 懇親会費:3,000円