第41回定例部会のお知らせ

 今回は、「激動の大学経営、そして大学研究・教育」を統一テーマとし、坂本恒夫氏、鳥居陽介氏、坂田淳一氏、鈴木勝博氏、伊藤忠治氏に、大学での様々な変革の事例を紹介させて頂きます。大学は厳しい時代を迎えており、大学の経営・研究教育も大きな変革が求められています。そこで本コンソーシアムでは、大学研究部会を創り、継続的に調査・研究をしていく予定にしております。

開催日時: 2017年11月18日(土) 10時30分開始(10時受付開始)
会  場: 明治大学リバティタワー9階1096教室

【報告会プログラム】
10:00~ 受付開始

10:30~11:15 趙彤基氏(明治大学大学院博士後期課程)
「中国製造業によるパラダイム転換―製品アーキテクチャの視点から」
概要:今日、グローバル市場において、中国企業の存在感は大きくなっている。特に、製造業企業は、コスト優位性だけではなく、差別化を図ることで競争力を向上させている。本報告は、製品アーキテクチャの視点から、中国製造業の事例を取り上げて、企業経営におけるパラダイム転換の重要性と課題について考察する。

11:15~12:00 小林麻美氏(明治大学大学院博士後期課程)
「東芝のスキャンダルとその解決」
概要:2015年に株式会社東芝が自社の不祥事の事実を公表した。企業による不祥事は以前から発生しており、度々、社会全体の問題となってきた。本報告の目的は、東芝の不祥事の原因と背景から問題点を指摘するとともに、その解決には何が必要かを考察することである。

12:00~13:30 昼食休憩 *近隣のレストランをご利用ください。
理事会(研究棟4階 第3会議室)

13:30~14:00 統一テーマ「激動の大学経営、そして大学研究・教育」
坂本恒夫氏(明治大学)

14:00~14:45 鳥居陽介氏(諏訪東京理科大学)
「大学の公立化」
概要:近年、大学を公立化していく動きが多く見られるようになってきました。諏訪東京理科大学でも来年度からの公立化が決定していますが、本学の事例をもとに、公立化に至る過程での課題や意義等についてお話いたします。

14:45~15:30 (報告者調整中)
「変わる環境問題、変わる環境ビジネス教育」
概要:現在、大学では、様々な分野で環境問題をテーマにした講義が行われています。また、深刻化する環境問題に呼応して、大学の講義も変化しています。本報告では、環境ビジネスの授業に焦点を当ててお話します。

15:30~16:00 休憩

16:00~16:45 坂田淳一氏・鈴木勝博氏(桜美林大学)
「大学のAI・IT教育」
概要:激動の大学研究・教育において、環境問題と同時に求められるのは情報教育です。そこで、AI・IT教育について2人の専門の方からお話を伺います。

16:45~17:30 伊藤忠治氏(宮城学院女子大学)
「企業の起ち上げ、大学の起ち上げから学んだこと」
概要:高校1年生でそろばん塾を、19歳でタイピスト養成所を開設・運営し、2年遅れて新設大学に入学して組織づくりに励みました。銀行員時代は、新設店舗の開設メンバー、新規顧客・融資開拓専任担当者として貴重な体験をし、大学に移ってからも新設大学のメンバー、新学部・大学院の開設、学部改組を経験しました。これらの経験を通して学んだことをお話ししたいと思います。

18:00~ 懇親会(会場:近隣のレストランを予定しております)

参加費 部会参加費1,000円 懇親会費 3,000円
申込方法 事務局までお問い合わせください