梅雨の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、日本中小企業・ベンチャー ビジネスコンソーシアム 第32回定例部会の開催につきまして、ご案内申し上げます。
今回は、徐玉琴氏、木本康聖氏にお話を頂くほか、「持続可能な社会的事業を目指して―NPO法人の今日的課題と展望を探る」というテーマでシンポジウムを行います。山根眞知子氏、稲葉恭子氏、多田千尋氏にそれぞれ同テーマに関するご報告を頂き、それらを受けてのパネルディスカッションを企画しております。お忙しいことと存じますが、是非ご出席下さいますようご案内申し上げます。
開催日時 2013年7月28日(日) 13時00分開始(12時30分受付開始)
会 場 明治大学リバティタワー11階1114教室 *土曜日ではありませんので、ご注意ください。
【講演会プログラム】
13:00~13:45
徐玉琴氏(明治大学 大学院)
「知的財産紛争と企業経営」
概要:国際社会における知的財産侵害問題を機に、知的財産がもたらす利益をめぐって、ステークホルダー間の対立が生じている。この問題をもたらした企業経営において知的財産をどう捉えるか、また、このステークホルダー間の利害をいかに強調していくかについて、財務的視点から論じる。
13:45~14:30
木本康聖氏(木本経営コンサルタント事務所 所長)
「あなたの大切な会社だから、あなたがやりたいことができる会社にしましょう」
概要:「あの会社の社員は素晴らしい」と思ったことはありませんか?逆に「自社の社員が素晴らしい」と思われるにはどうすれば良いのでしょう?多くの経営者は、「社員が自分の手足となって働いてくれているとは思えない。何とかしたいが、どうすれば良いかわからない」という悩みを抱えています。その解決策を具体例と共にお話します。
15:00~
シンポジウム
「持続可能な社会的事業を目指して―NPO法人の今日的課題と展望を探る」
司会・討論者:丹野安子氏(特定非営利活動法人ビジネスネットワーク・ジャパン)
15:10~15:40
報告者:①山根眞知子氏(特定非営利活動法人 NPO事業サポートセンター 理事)
「10年を経過したNPOの事例を参考に、持続可能な社会的事業について考える」
概要:NPO法制定から15年が経過した。10年以上の経営実績を持つNPOも多くなった。しかし、実績を持ちながら課題を抱えている団体と、さらに発展している団体に分かれている。発展している団体の要因は何か。課題はなぜ乗り越えられないのか。事例を参考に持続可能な社会的事業について考察する。
16:10~16:40
②稲葉恭子氏(特定非営利活動法人 青梅こども未来 代表理事)
「子育てしながら子育て応援する女性達のNPOの10年とこれからの地域活性化」
概要:《「この街で子育てできて良かった」と思える街づくり》をミッションに、家庭に入った女性達が軸になり家庭生活や子育て経験を活かし再び社会に出て貢献できる事業を運営している。地道ではあるが市民生活に溶け込み、市民に愛される「子育ち・子育て応援のNPO」として柔らかな発想と問題意識を持ち、子育て世代のニーズに合った事業展開を目指している。
16:40~17:10
③多田千尋氏(特定非営利活動法人 日本グッド・トイ委員会 理事長/東京おもちゃ美術館 館長)
「市民性創造活動による東京おもちゃ美術館の持続可能なNPO事業」
概要:東京おもちゃ美術館の運営を始め、難病児の遊び支援などの事業を展開する本会は、時代の変化によって基盤が崩れることがない多様な資金源を持ち、活動を維持する組織安定性を保ちながら、自らの使命で社会的な課題に取り組む事業型NPOの確立を目指している。
17:20~18:00
パネルディスカッション
18:10~
懇親会(会場:明治大学リバティタワー17階 レストラン暁)
【参加費】
部会参加費1,000円 懇親会費3,000円
お問い合わせ先 日本中小企業・ベンチャー ビジネスコンソーシアム事務局
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1研究棟611号
電話:03-3296-2053 E-mail:bcjimu@kisc.meiji.ac.jp