第11回年次大会

日時 2011年4月23日(土)10:30開始
(10:00より13階フロアにて受付開始)
会場 明治大学リバティタワー 13階1136教室(アクセス
【第11回年次大会および会員総会プログラム】
10:30~11:15 <社会保険労務士部会>
倉田哲郎氏(特定社会保険労務士、倉田国際労務管理事務所所長)
採用内定から整理解雇まで-雇用契約の成立・解除に関する最新の法的論点の考察
概要:学生と社会人の転換点としての採用内定とはどのような法的効果を持つのか。内定取消にはどのような問題があるのか。これらのイベントは法的にみると雇用契約の入口ととらえられます。一方、雇用の出口のイベントとしては、普通解雇、整理解雇などの形態があります。これらの雇用契約の入口、出口の諸形態を整理の上わかりやすく解説し、最新の立法、判例なども取り入れた解説をしたいと考えています。
11:15~12:00
岡田絵理氏(日本リスク・データ・バンク株式会社 調査企画部シニアマネージャー)
中小企業金融と日本リスク・データ・バンク
概要:金融システムの高度化に伴い、銀行の融資審査は従来の属人的な審査方法から計量的な審査方法へと変容をとげた。それは同時に、銀行と中小企業の付き合い方も変わることとなったのではないだろうか。設立以来、全国の会員金融機関と共に、金融システムの高度化に向けて歩んできた日本リスク・データ・バンク(RDB)が今日、銀行の審査手法の実態を解説すると共に、金融システムの高度化に向け銀行がどのような情報を活用しているのかを、弊社サービスを交えて紹介する。一般的にはあまり知られない銀行の審査方法を知ることで、銀行と中小企業の、本当のあり方を読み解くヒントにして頂きたい。
昼食休憩(近隣のレストランをご利用下さい)
13:30~14:15 <NPO部会>
慎泰俊氏(NPO法人LIVING IN PEACE 代表)
マイクロファイナンスの起ち上げとNPO経営
概要:貧困層に小口の金融サービスを提供するマイクロファイナンス機関に投資するファンドを、日本で初めて企画するまでの道のりと、その企画を実現したパートタイムNPOの組織運営について、これまでの経験と学びを基に語っていただきます。
14:15~15:00
百瀬眞希氏(株式会社みやま 代表取締役)
中小企業の事業承継と今後の経営戦略(仮)」
概要:1983年主要取引先であったカメラメーカー(㈱マミヤ)の倒産により、家業の金型製造会社が多額の不良債権を抱えて苦境に陥った。百瀬氏は88年に松商学園短大を卒業し、NOK㈱に就職した。91年に家業再生のため㈱みやまに入社し、2009年9月事業承継した。約70名の従業員を抱え、経営者として環境変化に対応できる経営戦略を策定中である。このような事業承継の経緯と今後の経営戦略についてご報告頂く。
15:10~16:10
会員総会
議長   伊藤忠治会長(諏訪東京理科大学)
会計報告 佐藤渉会計担当副会長(佐藤渉税理士事務所)
○東日本大震災見舞金贈呈
○コンソーシアム賞授与式(受賞者スピーチ各10分)
選考委員会報告 正田繁コンソーシアム賞担当副会長
(ファイナンシャルブリッジ株式会社)
16:20~17:50 <シンポジウム>
新興国ビジネス、インフラビジネス、そして東日本大震災とスモール・ビジネス
コーディネーター
:坂本恒夫氏(本コンソーシアム副会長、明治大学副学長)
報告者
:川上裕二氏(本コンソーシアム理事、日立製作所事業戦略本部)
:鯨井基司氏(本コンソーシアム前会長、鯨井会計事務所所長)
パネラー
:本年度コンソーシアム受賞者
概要:中国をはじめとする新興国エリア、または先進国においても地域開発、都市システム開発、そして鉄道開発など大型投資が続いている。また東日本大震災の復興投資も計画されつつある。こうした中、中小企業、ベンチャービジネスがこれをどのように受けとめ、そして戦略を練り直していくか、事例を取りあげながら討論・質疑を行う。
18:00~19:30 懇親会(会場:リバティタワー17階 「スカイラウンジ暁」)
参加費 大会参加費1,000円   懇親会費3,000円
申込み 日本中小企業・ベンチャー ビジネスコンソーシアム事務局へお問い合わせください。