初秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
新型コロナウイルスの感染状況は少しずつ落ち着き始め、入国制限の緩和など、徐々に感染拡大前の日常に戻りつつあることから、第53回部会は「対面」にて開催したく存じます。今回は約3年ぶりの対面開催ということで、本年6月18日に実施いたしました第21期会員総会の内容を改めてご報告させて頂くとともに、以下のプログラムに記載の4名の先生方にご報告を頂きます。何かご不明な点等ございましたら、事務局までメールにてご連絡ください。なお、11月12日(土)には、マティアス先生をお迎えし、対面でのレディングワークショップの開催を予定しております。こちらにつきましては、改めて会員の皆様にご案内いたします。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2022年10月22日(土) 13:00~18:00(12:30受付開始)
会場:明治大学研究棟2階 第9会議室
*対面での開催です。Zoom配信も同時に行いますので、ご希望の参加方法をご選択ください。
*新型コロナウイルス感染拡大状況によっては、オンラインのみの開催になる可能性もございます。(その際は改めてメールにてご連絡いたします)
参加費:無料(飲み物等の準備はございませんので、各自でご持参ください)
【報告会プログラム】
12:30~ 受付開始
13:00~13:05 開会の挨拶 鯨井基司氏
13:05~13:30
会員総会
(6月18日に実施いたしました第21期会員総会の内容を改めてご報告いたします)
13:30~14:20 鳥居陽介氏(明治大学)
「地方銀行によるサステナブルファイナンスの推進と株式所有構造」
概要:SDGs達成に取り組む企業のうち、特に地域事業者に焦点を当て、その非財務的価値やESG要素等も評価し、金融市場からの資金流入等を通じて成長を支援する「地方創生SDGs金融」が注目されている。しかし、その主要な存在である地方銀行は上場企業であり、株主との関係も無視することはできない。本報告では、地方銀行の株式所有構造がサステナブルファイナンスの推進に与える影響について考察する。
14:20~14:30 休憩
14:30~15:20
徐玉琴氏(明治大学)
「新書籍『DXと人的資本』の刊行について」
概要:日本中小企業・ベンチャー ビジネスコンソーシアムにて刊行いたします新書籍についての経過報告をいたします。また、執筆者の先生方に簡単な執筆内容についてご報告頂きます。
15:20~15:40 休憩
15:40~16:40 百武仁志氏(筑波学院大学)
「英国における営利組織と非営利組織のコラボレーションに関する研究」
概要:近年、組織間で行われるコラボレーションに関心が集まっている。本報告では、この組織間コラボレーションの中でも、英国の営利組織と非営利組織のコラボレーションについて分析を行う。
16:40~16:50 休憩
16:50~17:50 三和裕美子氏(明治大学)、太田達也氏(明治大学大学院商学研究科博士後期課程1年)
「明治大学株価指数研究所の研究成果―日本の戦前期株式市場における株価指数およびデータベースの構築―」
概要:明治大学株価指数研究所は、1878~1951年を対象として、株価、配当金、資本異動のデータベースを構築し、戦前期に特有な金融制度と配当の再投効果を勘案した株価指数の算出を行った。本報告においては、この指数の構築過程および戦前の日本の株式市場の特徴と投資家の実質リターンを明らかにする。
17:50~ 閉会の挨拶 伊藤忠治氏(予定)
*明治大学内での懇親会の開催はございません(各自近隣で開催して頂ければと存じます)。
【対面による参加方法】
・事前申し込みの必要はございません。当日会場にお越しください。
【Zoomによる参加方法】
・今回のご参加は、正規会員の皆様に限定させて頂きます。
・IDとパスコードは、会員の皆様にメールにてご案内いたします。