○開催日時 2010年4月17日(土)
10:00開始(9:30より11階フロアにて受付開始)
○会 場 明治大学リバティタワー 11階 1113教室
【プログラム】
10:00~10:45
澤田茂雄氏(常磐大学)
「国内生保の企業ガバナンスの状況」
概要:機関投資家の役割の一つとして投資先企業へのガバナンスが注目されている。機関投資家も多様な主体が存在しているが、企業のガバナンスにおいてどのようなことが行なわれているかを整理する。とくに国内の機関投資家として代表的な生命保険会社が、企業に対してどのように関わっているか分析を試みる。
10:45~11:30
丹野安子氏
(特定非営利活動法人 ビジネスネットワーク・ジャパン 代表理事)
「NPO法人設立とミッションの達成」
概要:普通法人の目的は利益の追求であるのに対し、NPO法人の目的はミッションの達成です。この社会的使命を達成しつつ法人として活動して行くことは、難しいと同時にやりがいがあります。社会的起業家という言葉が定着し新しい公共の担い手としてい評価を得ている今、まさにNPOの時代といえるのではないでしょうか。NPO法人を設立して6年。立上げから『図解NPO経営の仕組みと実戦』の出版まで、事例を基にご報告します。
13:00~13:45
<NPO部会設立記念講演>
多田千尋氏
(特定非営利活動法人 日本グッド・トイ委員会理事長、東京おもちゃ美術館館長)
「NPOが目指すソーシャルビジネスとコミュニティビジネス―市民創造と寄付創造からみた「新しい公共」―」
概要: 4万団体に迫り、急激な増加を続けるNPO法人ではあるが、助成金の切れ目が事業の切れ目となる経営体質と公共機関の下請化組織といった側面も否めない。新しい公共、民が担う公といったことが叫ばれる中で、NPO法人が第4のセクターとして育ち、新たな雇用創出を生むには、ソーシャルビジネスとコミュニティビジネスの側面を培いながら、市民性創造活動を貫き、新しい寄付社会の構築が不可欠となる。革新性、社会性、そして事業性を持ったNPO法人とは何か―を考えていきたい。
14:00~14:45
会員総会
15:00~15:45
<中小企業・ベンチャー ビジネスコンソーシアム第10回記念講演>
坂本恒夫氏(本コンソーシアム副会長)
「経済経営構造の大転換とスモールビジネスの経営戦略」
概要:企業価値経営は、サブプライムローン問題により見直しが迫られている。経済経営構造の大転換期にあって、スモールビジネスの経営者はこの環境をどのようにとらえ、どう対処すべきであろうか。生き残りをかけた経営改革を優良企業の事例を見ながら考えてみたい。
16:00~17:45
<中小企業・ベンチャー ビジネスコンソーシアム第10回記念シンポジウム>
「2010年代におけるスモールビジネスの経営動向」
司会:伊藤忠治氏(本コンソーシアム副会長)
パネリスト
:鯨井基司氏(本コンソーシアム会長)
2003年以後、中小企業の経営環境は厳しさを増している中、さらにリーマンショック、資金調達の取り組み、産業構造の変化、地方経済の弱体化、人口減少、流通のネットワーク化等、デフレ化現象の中、新たな環境への適応を求められています。今回10周年を迎えるにあたり、表記の議題でシンポジウムを開きたいと考えています。
:佐々木章氏(株式会社北都銀行 法人サポート部長)
「つながり」…銀行の事業資源である「つなげる力」をフルに発揮して顧客中心主義を実践する
「こだわり」…北都銀行ならではの「フルサポート」にこだわり、真剣に地域のお客様を元気にする活動を展開する
「付加価値」…金融情報サービス業に徹して感動を呼ぶプロの仕事をする
:斉之平伸一氏(三州製菓株式会社 代表取締役)
18:00~19:30
懇親会(会場:リバティタワー17階 「スカイラウンジ暁」)
参加費:大会参加費 1,000円、懇親会費 3,000円
申込方法:事務局までお問い合わせ下さい。
第10回記念大会のご案内
2010年4月2日